大学で劇映画を学んでいた私。
ドキュメンタリージャパンの最終面接では「劇映画もやりたいけどドキュメンタリーも学びたいんです」と泣きながら訴え、甚だ恥ずかしい奴だったにもかかわらず何故か採用。ドキュメンタリーなんてほとんど見たことのなかった私がその世界に入ることになりました。
あれから4年。
先日ディレクター契約に切り替え、新人ディレクターとして走り出したばかり。
現在は昨年から半年がかりで「築地」を追っています。2時間モノなので、ひと回り以上年上の先輩と制作中。
撮った素材を見ながら自分の下手くそなインタビューに吐き気を催しつつ、、間近で先輩ディレクターの演出術を見られる環境に感謝。
ディレクターの後ろではわからない、自分でやって初めてわかることがこんなにもあるんだと実感しています。
まだまだ下手くそだけど、やっぱり人物ものって面白い。
そういえば去年、大学の同期で映画やCMの撮影部にいる友人とお酒を酌み交わしていた時、「所詮ドキュメンタリーなんて」と言われました。酔った冗談だと思いつつもイライラが募り、それから半年間音信不通。年末に忘年会を開きようやく和解。当の本人は「そんなこと言ったっけ?」の一言…。
いつの間にか私の中で、ドキュメンタリーが譲れないものになっていたようです。
…あれ、ミイラ取りがミイラになってる??
まずは面白い番組を作れるように、なりたい!