DJに入社して早3年、髪の毛振り乱しAD業務にいそしんでいる私ですが、
振り返ってみれば褒められたのは「よく食べる」ということだけ…。どこにいても食べてるだけじゃないかと言われることもしばしば。
ADは忙しくてごはんを食べる暇もない!ごはんを食べるお金もない!と思われがちですがそんなことはありません。ごはんはちゃんと食べられます。食べさせてもらえます。
ハワイで食べた巨大なステーキ、瀬戸内でいただいたタイの丸揚げ、鹿児島のさつま揚げ・・・私のロケの思い出は食べ物の記憶でいっぱいです。決して贅沢しているわけではなく、これも仕事の内なのです。たくさん食べられるようにADは胃腸を強くしておきましょう。
そんな中で特に思い出深いのは、約1年前、私の初海外ロケでのこと。台湾の奥地に住む方々の取材でした。みんなで河原で焼き肉を食べ、地元の酒を飲み交わした時、彼らは最も自然な表情を見せてくれたんです。食ってコミュニケーションなんですよね。
番組制作は時間に追われ、寝れない、帰れないときもあります。そんな中、合間に食事を取りながら、先輩たちと色々なことを話すのも楽しいひとときです。たくさんの人と出会い、食べて、話して、番組を作り上げていく喜びはひとしおです。つい先ほどの休日、尊敬する編集マンMさんのご自宅にご招待され、新鮮な牡蠣をたらふく頂きました。
Mさん曰く「食に興味がない人間に面白い番組は作れない!」。なるほど、名言です!
私が日々頂いているごはんもいつか実となりますように。