情熱大陸「ユニフォームデザイナー・服部真理子」【毎日放送】Tverにて配信中!

更新日:2025年4月28日

jyounetu.png







情熱大陸

「ユニフォームデザイナー・服部真理子」


【毎日放送】4月27日(日)23:00〜23:30


5月4日(日)までTVerにて配信中!!!


413日に開幕した大阪・関西万博。

案内所などで働く、会場サービスアテンダントが身につける華やかなユニフォームのデザインを手掛けたのが服部真理子だ。
パンツやロングスカートを男女問わず選べるようにした、多様性を意識したデザイン。暑さ対策としてメッシュ素材を用いたり、手帳やペンを入れられるよう深めのポケットやウエストポーチをつけたりと、機能性も兼ね備えている。
もともとアパレルのデザイナーだった服部が制服デザインの世界に足を踏み入れたのは約30年前。働く人を支える仕事に夢中になった。
はとバスのバスガイドや高級自動車のショールーム、物づくりを支える工場作業員など、これまでに数え切れないユニフォーム(制服)を手がけてきた。
万博ユニフォームのデザインに応募したのはおととしのこと。ライバル512作品を押さえて見事採用され一躍脚光を浴びたものの、彼女の日々は変わらない。
今回、スーパーマーケットや自動車ディーラーの制服リニューアルを手がける服部に密着。
スーパーでは、男女を分けないジェンダーレスなデザインが求められた。必要な機能を知るために従業員の声を聞くと、返ってきたのは「(いまの制服は)ひもがほどけやすい」、「汚れが目立つ」といった悩みから「ダサい」、「センスがない」といった不満まで、様々な要望。毎日それを着て働く人たちにとって、制服は"働きやすさ""やる気"に直結する重要なもの。
「要望をクリアするのが醍醐味なんです。」積み上がっていく要望を、いかにひとつのデザインに落としこむか。時にはいいアイディアが思いつかず、週末もつい仕事場に出かけ試行錯誤を繰り返してしまう。
私たちにとって身近な制服。その裏には、働く人たちの思いに応えようと奔走するデザイナーの姿があった。

トピックス一覧へ戻る