「おら、痛いのやんたぜ」
【NHK BS】3月19日(火)23:30〜24:29
がんで伴侶を失ったディレクター。闘病時の夫の苦しみと孤独を軽減する方法はなかったのか。国が掲げる「緩和ケア」の実情を踏まえ、当時の担当医たちと対話を重ねていく。
3年前、ディレクターはがんで伴侶を失った。気仙沼大島で生まれ育った彼は、震災を経験し、人生を模索し続けていた。そんな中で受けた、突然のがん宣告。厚労省はがん診断時からの「緩和ケア」を掲げるが、闘病中、彼の心の痛みや孤独は和らぐ事がなかった。どうすればその辛さを軽減する事ができたのか。当時の担当医たち、そして、がんと生きる人々と家族を訪ね、緩和ケアを進めるために、本当に必要なものは何かを探っていく。