「多国籍タウン 新大久保 新たな一歩へ」
【NHK BS1】10月1日(日)18:50〜19:39
日本有数の多国籍タウン、東京・新大久保。住民の3人に1人が外国籍だ。私たちは、日本・韓国・ベトナム・ネパールの商店主らが結成した「4か国会議」を通して、共生の糸口を探る人々の姿を、5年にわたり見つめてきた。
コロナ禍が明け、街には1日4万人以上が訪れていた。第4次韓流ブームとインバウンド客の賑わいに、韓国の若手経営者たちはカフェや民泊を次々とオープンしている。一方、ネパール人やベトナム人の住民たちは長引く円安や在留資格更新の難しさに悩み、欧米へ移住するなど日本を離れる人も。急激に観光地化していく街の姿に戸惑いを深める日本人住民との溝が埋まらない。
そんな断絶のなかで、国を越えての交流や街一丸となっての防災に向け、地道な努力を重ねる住民たちがいた。
日本の未来が見える街、新大久保。アフターコロナに向けて一歩を踏み出す姿を追う。