「まいにち養老先生、ときどき・・・2021 秋」

【NHK BSプレミアム】12月29日(水)18:00〜19:29

人生に必要なのは、日々を生き抜くための「金言」と、ほんのちょっぴりの「毒」。誰もが生きづらさを感じる今、そのヒントを授けるのは、解剖学者の養老孟司。自然豊かな鎌倉の私邸で暮らしている。

2020年度に30分×7回、2021年度90分版「2021春」に続く新作をお届けする。

この秋、養老はコロナがもたらした変化を受け入れるための「モノの見方」を作り変えようとしている。鎌倉の古寺を訪ね歩き、災害と疫病の時代でもあった鎌倉時代と現在とを重ねながら思索する。

20代から通い続けた京都で、ライフワークの「虫」と日本美術との関係を紐解き、子どもたちと向かった四国の島では、秋の虫捕りに悪戦苦闘しつつも言葉にはならない大切なことを伝える。

老学者の穏やかで、鮮やかな暮らしから、日々を癒す言葉のサプリメントを拾い上げることができる、かもしれない。